見てきました「不都合な真実　」inTOHOシネマ六本木ヒルズ

前から見たいと気になっていた「不都合な真実」、
ようやく先日の日曜日に見てきました。
紹介するまでもありませんが、アメリカの元副大統領ゴア氏出演の
地球温暖化を説くドキュメント映画です。
効果的なスライド上映を中心に地球温暖化の諸問題を
プレゼンしているゴア氏を映しながら映画は進みます。
地球規模の環境まで目が届く人は少なかった1970年から
既にCO2量増加による地球温暖化に関心を持ち、
様々な啓発活動に力を注がれていたようです。
その一番大きなきっかけは6歳だった息子を交通事故で
失いかけたことだそうです。
またゴア氏の父君も自分の娘を肺がんで亡くしてから、
タバコ栽培を取りやめ、酪農に転換されたそう。
そのような回想も織り交ぜながら、
今までの研究の膨大なデータを時にグラフで
実写で、あるいはアニメーションでとわかりやすい媒体を
駆使してユーモアも交えながら解説していきます。
私達の住む地球という星が
今までにない危機に瀕していることがよくわかり、
でも絶望感に陥れられるのではなく
救えるのもまた人間自身だと気づかせてくれます。
そして、今皆ができること（ten things to do)が
テロップで流れ映画は終ります。
講演会だったらいつまでも拍手が鳴り止まないでしょう。
ああ、私の拙い文（あらすじに徹していた小学校時代の読書感想文から進歩なし）ではこの映画の良さを表現しきれないので、
皆さま、お時間つくられて、どうぞご覧下さい。
（ちなみにTOHOシネマ六本木ヒルズではまだ暫く6月いっぱいくらいまで上映予定だそうです。）
映画を見終えて、
このゴア氏が大統領になっていたら、
イラク戦争は・・
と思った人は少なくないのでは。
そして、売り場を見落としたのか、既に完売だったのか
パンフレットを購入できなかったのが少し残念。
本も読んでみたいと思いました。
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